lslr3 : 再帰的ディレクトリツリーリスト作成ツール

[目 的] ディレクトリツリーリストをテキストファイルに出力する。

[動作環境] Windows98で確認。Windows 95では動作すると思う。Windows 2000は未確認。

[使用方法]
 Search Path に検索するディレクトリを指定する。ただし、ここにはディレクトリ名 しか置くことができない。ワイルドカード不可。
 ディレクトリリストをダブルクリックすると、Search Pathに入力される。ネットワークパスが指定できない欠点がある。
 Referenceを使って指定することも可能。ディレクトリを指定できないので、ファイル名を入力した後にファイル名と¥記号を削除する必要がある。

 Search Pathに入力されたディレクトリツリー以下のすべてのファイルがサーチされる。
 サーチされたディレクトリ・ファイルのうち、出力オプションを満たすファイル・ディレクトリが出力される。

 出力オプションは、チェックがなければ通常のファイルのみ出力され、チェックがあれば、その条件のものだけを出力する。(and条件) グレイなら、条件にしない。
 たとえば、ReadOnlyにチェックしておけば、ReadOnlyのファイルのみが選択され、チェックをはずせば、ReadOnlyでないファイルが出力される。
 Directoryがチェックされると、ディレクトリ名が出力される。サブディレクトリの検索の可否ではないことに注意。

 Format Stringでは、出力するフォーマットを指定する。デフォルトでは%s\%sで、最初の%sはパス名、次の%sはファイル名が出力される。この前後に固定文字列を指定することで、各種バッチファイルを作ることができる。たとえば、
del %s\%s とすると、抽出されたファイルを削除するバッチファイルが生成される。

 ネットワークは、\\ネットワーク名\などと指定できる。ただし、DOSプロンプトでは実行できないとおもう。

[使用例]
 書き込み禁止属性をはずす。
  出力オプション: ReadOnlyをチェック。Directoryをグレイ(ディレクトリも出力する)。
  Format String:  attrib -r "%s\%s"

 ディレクトリリストを作る。
  出力オプション: Directoryをチェック、他をグレイ
  Format String:  %s\%s